いつもの生活を離れて、自然を感じながら、心までのびのびと解放されるキャンプ。野外でごはんを食べたり、夜空を見上げたり、特別なシチュエーションで過ごす時間は、子どもにとっても、大人にとっても忘れられない体験になるはず♪さっそくテントの張り方をマスターして、大自然のなかにお出かけしよう。
テント
テントマット
テントは、通常ポール、テント、フライシート(テントの上からかぶせる布。通気性をよくしたり、雨風を防ぐためのもの)の3つからなっています。まずは、重要なテントを張る場所決めからスタート!
テントを張る場所は、
①地面が傾いていないこと
②下に石がないこと
③出入り口から風が吹き込まないように、
入り口は風下にすること
の3つがポイントだよ。場所を決めたら、収納袋からテントを出そう。(袋からテントを出すときに、細かい部品がなくならないように注意してね)
収納袋から部品を出し、そろっているかを確認しよう。あとで組み立てやすいように種類ごとに分けておくと、スムーズに張れるよ。
テントの張り方の手順は、基本的には同じだけど、形状によって少し違う場合もあるため、必ず説明書を確認してね。
組み立てるときには、ポールとポールをつなぐコードロープを延ばしすぎないように気をつけてね。
テント本体を広げ、ポールと組み合わせていこう。なかには、前室(テントの前にある靴を脱ぐスペース)のポールや前室の屋根を張ってから、本体と組み合わせるものがあるので説明書をよく読もう。
ポールと本体を組み合わせたら、上からフライシートをかけるよ。正しい場所にフライシートがかかっているか、フックやマジックテープで留めるところは、すべて留めているか、たるんだところがないか、確認してね。
テントがきれいに張れていることが確認できたら、風に飛ばされないようにペグ(くい)を打とう。最後にテントマットを敷いたら、完成!
濡れているテントは、必ず乾かしてからしまうこと、たたむ前にテントのなかにゴミや忘れ物がないかもよくチェックしよう。濡れていたり、ゴミが入っていると、カビやにおいが発生する原因に。
便利! テント設営のお役立ちグッズ
ガムテーム…テントが破れたときの応急処置に
ロープ…ホームセンターなどで売っているナイロン製の“よりひも”は何かと便利なアイテム。
雨天の場合は、地面がぬかるんでいる場所や水の通り道になりそうな所は避けて場所を決めよう。テント本体を濡らさないよう、フライシートを使いながら張るのがポイント。
テントはできるだけしわのないように美しく張るように心がけて。ゆがみがなく、美しく張ったテントは、雨にも風にも強いのです。
キャンプ場や許可された以外の場所でテントを張ることは、事故につながる危険性もあり、禁止されています。さまざまな気象条件の影響などを考えて、次のような場所でテントを張るのは避けましょう。
- 大きな木の下(落雷や倒木の可能性あり)
- 河原や川の中州(増水や鉄砲水の可能性あり)
- 崖の下(落石の可能性あり)
- 強風の吹く場所(飛ばされる可能性あり)
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お肌への付着率が良い「よくつくスプレー」採用。虫よけ成分がお肌にしっかりつくので、効果長持ち!※当社スキンガード(オレンジ色のエアゾール)と比べて。
お外チャレンジ監修/国立青少年教育振興機構
出典/体験・遊びナビゲーター