キャンプの夜やナイトハイキング活動のときなど、自然のなかで夜の暗闇を味わいながら、天体観測をしよう! 満点の星空をながめながら、夏の星座を見つけたり、寝転んで流星群を観察したり、ドラマティックな思い出ができるはずだよ。
懐中電灯
星座早見盤(あると便利!)
双眼鏡(望遠鏡)
次の3つの条件を満たす場所がおすすめ。
①暗い場所(街灯などがないところ)
②広い場所(大きな木や高い建物がないところ)
③安全で静かな場所(車や人通りがないところ)
ライトは2種類あると便利だよ。ひとつは、資料や足元を照らす赤色系のライト。ふたつめは星空に向けるライト。LEDなど明るく直進性の強いものが◎。
目が暗さになれたら、観察スタート。どんな季節でも真北の方角に見える星、北極星を探そう。北斗七星やカシオペア座を利用して北極星を見つけることができるよ。
東南、南、南西の空には、その季節を代表する星座が見られるよ。夏の星座の代表とも言われる“夏の大三角”や大きな“はくちょう座”、赤い星が目印の“さそり座”など、星座早見盤を活用しながら確認してね。
いろいろな惑星を観察しよう。満ち欠けで変形する「金星」、赤色の「火星」、しま模様の「木星」、輪っかのある「土星」など特徴を覚えてから観察すると、楽しいね。双眼鏡の倍率は8〜10倍、望遠鏡は20〜40倍が使いやすい。
流れ星は、いつ、どこに飛ぶかわからないから、地面にシートを敷いて、寝そべって星空全体を見よう。流星群は毎年、だいたい同じ日に観察できるよ。夏休み中の8月12日頃は、ペルセウス座流星群がみられるから要チェック!
天体観察は夜の活動なので、安全に配慮してください。昼間のうちに、観察場所の下見をして危険な物がないか確認しておきましょう。ひとりで行動は避けて、大人の人と一緒に行動し、事件や事故に巻き込まれないように注意してください。服装は、暑いシーズンでも夜間は防寒着が必要になることも。夏は防虫対策を忘れずに。
-
お肌への付着率が良い「よくつくスプレー」採用。虫よけ成分がお肌にしっかりつくので、効果長持ち!※当社スキンガード(オレンジ色のエアゾール)と比べて。
お外チャレンジ監修/国立青少年教育振興機構
出典/体験・遊びナビゲーター